Scratch講座 第8回|OUTPUT(結果表示の仕組み)

Scratch(スクラッチ)編

第7回では、あいこの場合にゲームが続く LOOP(再挑戦ループ) を深掘りしました。

今回の第8回では、 勝敗がついたときに実行される OUTPUT(結果表示) を扱います。

じゃんけんゲームの「締め」と「次の準備」を担当する重要なフェーズです。

OUTPUTとは「結果を画面に表示する処理」

Scratchのじゃんけんゲームは、

  • PROCESS(CPUの手を決める)
  • INPUT(プレイヤーの手)
  • PROCESS(勝敗判定)
  • LOOP(あいこ処理)

という流れで進みます。

そして最後に、 勝ち・負け・あいこをプレイヤーに伝える OUTPUT が実行されます。

勝敗がついたら一旦ゲーム終了

勝敗が決まると、ゲームは次の処理を行います。

① 「あなたのかち/あなたのまけ」と表示する(結果表示)

Scratchの結果表示ブロック(勝ちの場合)
勝った場合は「あなたのかち」と表示されます。
Scratchの結果表示ブロック(負けの場合)
負けた場合は「あなたのまけ」と表示されます。

② 勝ちの回数+1(勝った場合のみ)

勝った場合は 勝ちの回数 を増やします。 負けの場合は勝ち数は増えません。

③ 挑戦回数+1(勝敗がついたら必ず増える)

勝ちでも負けでも、 挑戦回数は必ず+1 されます。

(あいこの場合も+1ですが、第7回で解説済み)

④ CPUの手履歴に追加する

勝敗がついた後も、 CPUが出した手を 履歴リストに追加 します。

Scratchの終了処理ブロック(CPUの手履歴追加)
終了処理では、CPUの手履歴に今回の手が追加されます。

⑤ 初めから = 0 にする(ゲーム終了フラグ)

勝敗がついたらゲームは一旦終了するため、 初めから = 0 に戻します。

これで「ゲーム中ではない」状態になります。

⑥ 「おわり」を送る(終了処理へ)

「おわり」メッセージを送ることで、 終了処理ブロックが動きます。

終了処理では:

  • CPUの手履歴に追加
  • 「もう一回挑戦しよう!!」と言う
  • 表示を消す(けして)

などが実行されます。

第8回のまとめ

  • 勝敗がついたら結果を表示する
  • 勝ち数・挑戦回数を更新する
  • CPUの手履歴に追加する
  • 初めから = 0 にしてゲーム終了
  • 「おわり」で終了処理へ進む
  • ねこを押すと再挑戦できる

OUTPUTは、 じゃんけんゲームの「締め」と「次の準備」を担当する重要なフェーズです。

次回予告(第9回:じゃんけんゲーム全体の設計編へ)

次回は、 第9回:じゃんけんゲーム全体の設計編 です。

じゃんけんゲームを構成する INPUT・PROCESS・LOOP・OUTPUT・初期化・履歴・再挑戦など、 ゲーム全体をどのように設計するのか を解説します。

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