第3回では、ゲーム開始時の 初期化(緑の旗) を深掘りしました。
初期化が終わった直後のゲームは、まだ待機状態です。
じゃんけんゲームが動き始めるためには、 プレイヤーが「ねこ」をクリックしてゲームを開始する必要があります。
今回の第4回では、この ゲーム開始処理(ねこクリック) を解説します。
初期化が終わったら「ねこを押してゲーム開始」
初期化が終わると、ゲームはまだ止まったままです。
プレイヤーが ねこをクリックすることでゲームがスタートします。
ねこを押すと、次の処理が行われます:
- CPUの手を決める準備(メッセージ送信)
- CPUが乱数で手を決める(1〜3)
- 「じゃん」「けん」「ぽん」と順番に表示する
- プレイヤーが手を選べる状態になる(INPUTの解禁)
つまり、 ねこクリックはゲームのスタートボタンです。
ねこクリックのブロックを見てみよう

ねこクリックで何が起きているのか?
画像のブロックは次の流れになっています。
1. CPUの手 を送る
ねこを押すと、まず CPUの手を決める処理を呼び出すメッセージが送られます。
2. CPUの手 を受け取ったとき(乱数)
CPUは「1〜3の乱数」で手を決めます。
この乱数の結果は、 変数「CPUの手」 に保存されます。
- 1 → グー
- 2 → チョキ
- 3 → パー
この乱数処理は PROCESS(勝敗判定) の基礎になります。
3. はじめ を送る
CPUの手が決まったら、次に ゲーム開始の合図(はじめ) を送ります。
4. はじめ を受け取ったとき
ここでゲーム開始の演出が始まります。
- 初めから = 1 にする(ゲーム開始フラグON)
- 挑戦回数を +1
- 「じゃん」と2秒言う
- 「けん」と2秒言う
- 「ぽん」と2秒言う
- ○と言う → 言った言葉を消す
この「じゃん・けん・ぽん」の演出が終わると、 プレイヤーは グー・チョキ・パーを選べる状態になります。
ゲーム開始は「初期化 → INPUT」の橋渡し
ねこクリックは、 初期化(第3回)と INPUT(第5回)をつなぐ重要なステップです。
- 初期化でゲームをまっさらにする
- ねこクリックでゲームを動かし始める
- プレイヤーが手を選べる状態になる(INPUTへ)
この流れがあるからこそ、 Scratchのじゃんけんゲームは正しく動きます。
ゲーム開始がないとどうなる?
もし「ねこクリック」がなければ、
- CPUが手を決めない
- 「じゃんけんポン!」が表示されない
- プレイヤーが手を選べない
- ゲームが進まない
つまり、 ゲーム開始はじゃんけんゲームの最重要ステップです。
第4回のまとめ
- 初期化が終わったら、ねこをクリックしてゲーム開始
- CPUが乱数で手を決める
- 「じゃん・けん・ぽん」と演出が入る
- プレイヤーが手を選べる状態になる
- 第5回で INPUT(手を選ぶ仕組み)を解説する
次回予告(第5回:INPUT編へ)
次回は、 第5回:INPUT(プレイヤーが手を選ぶ仕組み) です。
プレイヤーが「グー・チョキ・パー」をクリックした瞬間に どのようにゲームへ情報が渡るのかを解説します。
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