Scratch講座 第1回|完成版じゃんけんゲームを触ってみよう(逆回し学習の入口)

Scratch(スクラッチ)編

まずは完成版を触ってみよう

Scratch(スクラッチ)でゲームを作るとき、 最初に「完成版を触る」ことが理解の近道です。

ひらめきIoTラボのScratch講座では、 完成品 → 分解 → 設計 → 仕様化 → 自作 という逆回し学習で進めていきます。

まずは完成版じゃんけんゲームを触って、 ゲームの動きを体験してみましょう。

完成版じゃんけんゲーム
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Scratchじゃんけんゲームの完成版ステージ画面。G・T・Pのボタンと勝ち数・挑戦回数が表示されている。
完成版じゃんけんゲームの画面。まずはこの動きを体験します。

ゲームの遊び方(プレイヤー操作)

  1. 画面中央の「緑の旗」を押すとゲームがスタートします。
  2. 次に 猫(Sprite1)を押すとゲーム開始 です。
  3. 途中でやめて最初に戻したい場合は、 もう一度「緑の旗」を押すとリセットされます。

じゃんけんの操作方法

  • G(グー)
  • T(チョキ)
  • P(パー)

いずれかのボタンを押すと、じゃんけん勝負が始まります。

ScratchじゃんけんゲームでプレイヤーがG・T・Pのボタンをクリックする様子。
G(グー)・T(チョキ)・P(パー)をクリック。

画面に表示される情報

  • 勝ち数
  • 挑戦回数
  • CPUの手
  • CPUの手履歴(リスト)

これらはリアルタイムで更新されます。

あいこの場合

あいこのときは、 自動で再挑戦(ループ) になります。

CPUのじゃんけん傾向の確認

右側の 「CPUの手履歴」リスト を見ると、 CPUがどの手を出しやすいか傾向を確認できます。

ゲームの流れ(処理の順番を体験)

じゃんけんゲームは、次の流れで動いています。

  1. プレイヤーが手を選ぶ(INPUT)
  2. CPUが乱数で手を決める(PROCESS)
  3. 勝敗判定を行う(PROCESS)
  4. 結果を表示する(OUTPUT)
  5. あいこの場合はもう一度(ループ)

この流れを体験するだけで、 Scratchのプログラムがどのように動いているか 直感的に理解できます。

④ 見える情報(変数・履歴)

画面右上には、ゲームの状態が表示されています。

  • 挑戦回数
  • 勝ちの回数
  • CPUの手
  • CPUの手履歴(リスト)
ScratchじゃんけんゲームのCPU手履歴リスト。過去のCPUの手が一覧で表示されている。
CPUの手履歴はScratchの『リスト』機能で管理されています

これらはすべて Scratch の「変数」「リスト」で作られています。

第2回では、この変数やリストが どのように使われているのかを分解していきます。

このゲームで学べること

このじゃんけんゲームには、 Scratchで学ぶべき基礎がすべて詰まっています。

  • 乱数(CPUの手)
  • 条件分岐(勝ち・負け・あいこ)
  • 変数(挑戦回数・勝ちの回数)
  • リスト(CPUの手履歴)
  • イベント(メッセージ送信)

第1回では「体験」だけでOK。 第2回からは、これらをひとつずつ分解していきます。

Scratchじゃんけんゲームの勝敗判定ブロック。条件分岐で勝ち・負け・あいこを判定している。
次回はこの勝敗判定ロジックを分解していきます。

次回予告(分解編へ)

次回は、 第2回:じゃんけんゲームの流れをざっくり解説 です。

完成版の裏側でどんなブロックが動いているのか、 実際のコードを見ながら解説していきます。

シリーズ一覧(INDEX)

Scratchじゃんけんゲーム講座の全記事は、こちらのINDEXからまとめて読めます。

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▼ micro:bit講座 INDEX Scratchで身につけた論理的思考を、現実のモノづくり(防犯ブザー・見守り装置)へ発展させるステップです。

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