「セコムは意味ない」
「ホームセキュリティは役に立たない」
「セコムが来る頃には終わっている」
「ホームセキュリティは逆効果では?」
実際、私自身も最初は同じように考えていました。
私は現役エンジニアとしてIoT機器やスマートホーム機器に日常的に触れています。
SwitchBotやスマートカメラ、開閉センサー、人感センサーなどを組み合わせれば、自宅のセルフセキュリティ環境を自作することも技術的には十分可能です。
それでも私は現在、セコムを契約しています。
なぜ、IoTに詳しい私がセコムを選んでいるのか。
それは、「財産を守るためではなく、家族の命を守るため」に他ならないからです。
この記事では、セコムが「意味ない」と言われる理由の真相や、トクリュウ強盗時代の正しい防犯対策、セルフセキュリティとプロ監視の本質的な違いについて、専門的な視点と公的データをもとに分かりやすく解説します。
▼ この記事の要点
- 結論:プロ監視は「犯人逮捕」ではなく「家族の命を守る最後の砦」
- セコムは意味ない・役に立たないと言われる3つの理由
- 公的機関も警鐘を鳴らす!トクリュウ強盗時代に本当に怖いもの
- IoT好きのエンジニアがセルフ型ではなくセコムを契約している理由
- セルフセキュリティのメリット・デメリットと向き不向き
- 「逆効果?」や「鍵預かりの不安」に関する疑問を徹底検証
- プロが実践する、戸建ての正しい防犯対策の組み合わせ

ホームセキュリティは意味ないと言われる3つの理由
まずは、世間で「意味がない」と言われてしまう主な理由から客観的に見てみましょう。
主に以下の3つの声が挙げられます。
理由① 犯人のほうが早く逃げるから
これはよく耳にする意見であり、事実の一面でもあります。
異常発生 → 管制センター受信 → 警備員出動 → 現地到着、というプロセスにはどうしても物理的な移動時間がかかります。
そのため、「セコムが来る頃には犯人は逃げている」「事件が終わっている」と言われるのです。
しかし、ここに大きな誤解があります。
ホームセキュリティの目的は、その場で「犯人を逮捕すること」ではありません。
理由② 絶対に侵入を防げるわけではないから
防犯の世界に100%はありません。
防犯カメラ、防犯フィルム、防犯ガラス、面格子、そしてセコムやALSOKといった警備システムも、それぞれ万能なわけではありません。
この事実を事前に知らずに契約してしまうと、「お金を払っているのに侵入された」という期待と現実のギャップが生まれてしまいます。
理由③ SNSでは極端な意見が目立ちやすいから
SNS上では「セコム役立たず」「ホームセキュリティは意味ない」といったショッキングな意見が拡散されやすい傾向があります。
しかし実際には、防犯というものは「何も起きなかった時」こそが最大の成功です。
平穏無事に過ごしている人はわざわざSNSに投稿しないため、どうしても一部の極端な意見が目立ってしまうのです。
公的機関も警鐘を鳴らす!トクリュウ強盗時代に本当に怖いもの
ここ数年で、日本の防犯を取り巻く環境は大きく変化しました。
昔の空き巣といえば、「留守宅や不在時を狙い、住人と接触しない」のが基本でした。
しかし警察庁も、匿名・流動型犯罪グループ(いわゆる「トクリュウ」)を治安上の大きな脅威として位置付けています。
ニュース等でも、政府広報オンラインでも、住宅侵入犯罪の巧妙化・凶悪化に対する注意が強く呼びかけられています。
かつての「空き巣対策」と、今の「強盗対策」はまったく別物です。
そして、いわゆる「闇バイト」で集まった実行犯たちによる犯罪の手口は、私たちの想像を絶するほど凶悪化しています。
彼らの手口の恐ろしさは、「在宅中を狙って容赦なく押し入る点」にあります。
家に押し入った犯人グループは、住民を後ろ手にして身動きが取れないように拘束し、暴行を加えながら金庫の場所を言わせたり、無理やり開けさせたりします。
さらに、家族を人質に取り、スマートフォンを取り上げて外部へ連絡できないように遮断した上で、犯行をすべてし終わるまで周囲に発見されないように監禁・隔離します。
何より恐ろしいのは、少しでも反抗する素振りを見せたり、顔を見られたりした場合、「目撃者である住人の殺害をもいとわない、一切の躊躇がない」という点です。
もはや、単なる「財産の盗難防止」の意識では到底太刀打ちできません。
現在私たちが真剣に備えるべきなのは、こうした凶悪な手口から「家族が危害を加えられるリスク、命を奪われるリスクを防ぐ対策」に他なりません。
IoT好きのエンジニアがセルフ型ではなくセコムを契約している理由
ここからは、私自身の体験談をお話しします。
正直に言うと、私も最初は「今の時代、本当にセコムなんて高いお金を払って必要か?」と思っていました。
私は現役エンジニアとして、プログラミングやIoT機器、スマートホーム製品の検証などを日常的に行っています。
SwitchBot、スマートカメラ、人感センサー、開閉センサー、スマートロックなどを組み合わせれば、自宅のセルフセキュリティ環境を自分で構築することは難しくありません。
だからこそ当初は、「ホームセキュリティなんて不要では?」と考えていました。
しかし、トクリュウ(闇バイト)による凶悪な在宅強盗のニュースに触れる中で、セルフ型では到底太刀打ちできない「決定的な死角」に気付きました。
IoTで「異常の検知」はできるが…
確かに、窓が開いた、人感センサーが反応した、カメラが動体を捉えたといった「異常の検知」だけなら、今のIoT機器でも簡単にスマホへ通知 the 飛ばすことができます。
ですが、トクリュウ強盗のようなケースにおいて、本当の恐怖はその後にありました。
闇バイトの凶悪な手口の前では、スマホの通知は無力になる
もし深夜、トクリュウの実行犯たちが自宅に押し入ってきたらどうなるでしょうか。
彼らは在宅中の住人を後ろ手に縛り上げて身動きを奪い、金庫の場所を無理やり吐かせ、家族を人質に取りながらスマホを奪い、外部へ連絡できないように完全に遮断します。
目撃者がいれば殺害もいとも簡単に実行する、それが彼らのやり口です。
その極限の恐怖とパニックの中で、「自分でスマホを取り出し、110番通報して助けを呼ぶ」なんてことが一体誰にできるでしょうか。
自分が熟睡していれば通知音にすら気づけません。
システムやIoT機器がいくら正常に稼働していても、被害を受けた人間自身が動けなくなってしまえば、スマホの通知機能は何の意味も持たなくなってしまうのです。
ここが私にとって、背筋が凍るような最大の転換点でした。
私が買っているのは「警備員」ではなく「第三者の目」
「セコムが来る頃には終わっている」とよく言われますが、私はそれを否定しません。
私は犯人をその場で取り押さえてほしくて契約しているわけではないからです。
トクリュウ強盗のように、家族が後ろ手に縛られ、スマホを奪われ、自分たちだけでは絶対に外部と連絡が取れなくなる最悪の状況——。
そんなときでも、「自宅の異変をリアルタイムに察知し、自分たち以外から警察へ迅速に通報・連携してくれる『外部の第三者の目』が常に存在していること」。
これこそが、スマホ通知だけのセルフセキュリティと、プロのホームセキュリティを分ける決定的な違いです。
私の命と家族の安全を守るために、私がセコムを選んでいる理由はまさにここにあります。
数あるプロ監視の中で、アルソックや関電SOSではなく「セコム」を選んだ理由
「ホームセキュリティを入れるなら、どこがいいのか?」と迷う方も多いはずです。
ALSOK(アルソック)や関西電力系の関電SOSなど、有名なサービスは他にもあります。
私が最終的にセコムを選んだ理由は、非常にリアルで現実的なものです。
① セコムの待機所が自宅に圧倒的に近かったから
警備会社を選ぶ上で最も重要なのは、「いざという時に、どれだけ早く駆けつけてくれるか」です。
ずばり聞いたところ、我が家のすぐ近くにセコムの待機所があることが分かりました。
物理的な距離の近さは、そのまま安心感に直結します。
② セコムの営業マンが疑問に即答してくれたから
親切で丁寧な対応なのはもちろんですが、やっぱり我が家の一番の決め手になったのは「こちらが投げかけた防犯上の疑問に対して、その場で即答してくれたこと」でした。
「こういう場合はどうなるの?」という細かい質問や不安に対して、知識の引き出しが多く、迷いなく即座に答えてくれたことで、「ここなら本当に任せられる」という強い安心感と信頼につながりました。
③ 鍵を2本預けることで、駆けつけがさらに迅速になるから
セコムでは、自宅の鍵をあらかじめ2本預ける運用が基本です。
これにより、複数の待機拠点から「より近い方」や「その時手の空いている方」が出動できるようになり、さらにスピーディーな対応が期待できます。
👇 セコムの鍵預かりやセキュリティ運用の詳細についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
セコムの鍵預かり・安全性に関する詳細記事はこちら
④ 関電SOSが「対象外」だったから
ちなみに、関西電力系の関電SOSなども料金面やサービスで非常に魅力的でしたが、我が家の場合は残念ながら対象エリア外でした。
(※関西エリアなど関電SOSの対象エリア内にお住まいの方であれば、料金やサービス面で非常に有力な選択肢になります。ご自身の地域が対象かどうかは、一度確認してみるのがおすすめです!)
👇 【関電SOS】関西エリアで手軽に始められるホームセキュリティの詳細・お見積りはこちら
こうした「担当者の知識力」「物理的な近さ」「エリアの適合」を吟味した結果、我が家にとってはセコムがベストな選択でした。
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「トクリュウ強盗などのニュースを見て不安」「我が家のセキュリティ対策に不備がないか知りたい」という方は、まずはセコムの無料資料請求・現地見積もりでプロの意見を聞いてみるのが確実です。
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もちろん、私はセルフセキュリティ(MANOMAやSwitchBotを活用したDIY防犯など)を否定しているわけではありません。
非常に低コストで優れたシステムです。
セルフセキュリティが向いている人
- 高層マンションやオートロック付き物件にお住まいの方
- 一人暮らしの若い世帯や、基本的な空き巣対策が中心の方
セルフセキュリティが向いていない人(プロ監視が必要な人)
- 一戸建てにお住まいの方
- 高齢のご家族や子どもの留守番が多いご家庭
- 在宅強盗(トクリュウ等)への不安が拭えない方
- 家族の安全を何より優先したい方
こうした環境では、スマホへの「通知だけ」ではリスクヘッジとして不十分になるケースがあります。
👇 セルフセキュリティ(SwitchBot等)とプロ監視の詳しい比較やエンジニアの検証結果についてはこちらをご覧ください。
エンジニアが検証したセルフセキュリティのメリット・デメリット詳細はこちら
「逆効果?」や「鍵預かりの不安」に関する疑問を徹底検証
ホームセキュリティに関してよく検索される疑問についても整理しておきます。
セコムは逆効果?逆に狙われる?
「セコムを入れていると、お金持ちだと思われて逆に狙われるのでは?」という噂がありますが、私は逆だと思います。
犯罪者は侵入の成功率やリスクを冷徹に計算します。
「防犯カメラやセコムステッカーがある家」と「何の対策もない無防備な家」を比べた場合、リスクの高い家を好む侵入犯はまずいません。
侵入に時間や手間がかかる家は、確実に避けられやすくなります。
👇 セコムが逆効果になってしまうという噂の真相や、実際の防犯ステッカーの効果についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
セコムは逆効果?噂の真相や狙われにくくする対策はこちら
セコムの鍵預かりサービスは不安ではないか?
「自宅の鍵を警備会社に預けることに抵抗がある」という声も多く聞かれます。
確かに大切な鍵を預けるのは心理的なハードルがあります。
しかし、この鍵預かりがあるからこそ、万が一の火災時や急病時、緊急異常発生時に迅速な安否確認や対応が可能になるという大きなメリットもあります。
不安な点がある場合は、契約前に必ず担当者に質問し、納得した上で利用することが大切です。
防犯のプロが実践する、戸建ての正しい防犯対策の組み合わせ
警察庁や警視庁は、補助錠、防犯フィルム、防犯ガラス、センサーライト、CP部品などの導入を強く推奨しています。
その理由はシンプルで、「侵入に時間をかけさせるため」です。
泥棒や強盗は侵入に手間取ることを最も嫌がります。
もし今から戸建ての防犯設計をするなら、私は以下の組み合わせを推奨します。
- 必須の対策: ホームセキュリティ(セコム・ALSOK)、防犯カメラ、人感ライト、窓センサー
- できれば追加したい対策: 防犯フィルム、補助錠、防犯ガラス、CP認定部品
ホームセキュリティも、防犯カメラも、補助錠も、すべて目的は同じ「犯人に諦めさせるための時間稼ぎ」です。
👇 戸建てで実践できる具体的な防犯対策や、総合的なセキュリティ計画の立て方についてはこちらの記事もあわせて参考にしてください。
戸建て住宅の総合的な防犯対策と失敗しないポイントはこちら
自宅の防犯力を今すぐ上げるおすすめグッズ
プロが推奨する「侵入に時間をかけさせる」ための具体的な対策グッズは、ネットでも手軽に揃えることができます。
- ① 屋外用・ソーラー式防犯カメラ
- 配線不要で簡単に設置でき、スマホからリアルタイムで映像を確認できるため、空き巣や不審者への強力な抑止力になります。
- ② 窓の防犯フィルム・補助錠(サッシロック)
- 泥棒の侵入経路で最も多い「窓からのガラス破り」を物理的に遅らせるための必須アイテムです。
- ③ 人感センサーライト
- 夜間の敷地内への侵入者を光で威嚇し、周囲に知らせる低コストで効果的な防犯対策です。
👇 自宅の屋外に設置する予算3万円以下の高コスパな防犯カメラの選び方やおすすめ機種の詳細は、こちらの記事で詳しくまとめています。
予算3万円以下で買えるおすすめ屋外防犯カメラの比較記事はこちら
財産より家族の命を守りたい
正直に言います。
パソコンやテレビ、家電などの財産は、最悪の場合すべて買い直せます。
現金も働き直せばまた稼ぐことができます。
でも、失った家族の命は二度と戻りません。
心に刻まれたPTSDや深い傷も、簡単には消えません。
だからこそ私は、ホームセキュリティを単なる「空き巣対策」ではなく、「家族を守るための保険」として考えています。
火災保険や自動車保険に入るのと同じように、万が一の安心を買うための投資です。
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▶ 【無料】自宅の防犯リスクや弱点をプロに診断してもらう(公式サイト)よくある質問(FAQ)
- Q「セコムは意味ない」と言われるのはなぜですか?
- A
異常発生から警備員が到着するまでに物理的な移動時間がかかるため、「来る頃には事件が終わっている」と言われます。
しかし、ホームセキュリティの本質は犯人逮捕そのものではなく、住人が動けなくなった際や夜間に、外部(監視センター)が異常をリアルタイムに把握して警察等へ連絡・連携する体制を確保することにあります。
- Qトクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)による強盗対策になぜホームセキュリティが必要なのですか?
- A
従来の空き巣と異なり、在宅中の高齢者や家族を狙う凶悪な事件が増えているためです。
スマホへの通知機能だけでは、深夜の就寝中やパニック時に気づけないリスクがあるため、監視センターが異常を認知して対応するプロの仕組みが大きな支えになります。
- QIoT機器によるセルフセキュリティとセコム(プロ監視)の決定的な違いは何ですか?
- A
セルフセキュリティは「異常を自分のスマホに知らせる」仕組みであるため、自分が寝ていたりスマホを見られない状況では機能しません。
一方、セコムなどのプロ監視は「第三者の監視センターが24時間体制で異常を認識し、状況に応じて出動や警察への通報を行う」点が大きな違いです。
- Qホームセキュリティを導入すると、かえって狙われやすくなる(逆効果)ということはありませんか?
- A
むしろ逆であるケースがほとんどです。
犯罪者は侵入の成功率やリスクを冷徹に計算します。
「防犯カメラやセコムステッカーがある家」は侵入に時間や手間がかかるため、下見の段階でターゲットから外れやすくなります。
この記事を読んでいるあなたへ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
もし少しでも「うちは本当にこのままで大丈夫だろうか」と感じたなら、契約を急ぐ必要はありません。
まずはご自宅の防犯レベルを客観的に確認してみてください。
実際に窓の位置や死角、侵入口、照明の当たり方などを調べてみると、自分では気づかなかった思わぬ弱点が見つかることがあります。
私がセコムを契約した理由は、お金持ちだからでも機械が好きだからでもありません。
「家族が家にいる時に何か取り返しのつかないことが起きてから、後悔したくなかった」、ただそれだけです。
まずは無料の防犯診断という選択肢から
本格的な防犯対策は、高額な機器をいきなり買うことから始まるわけではありません。
まずは「自宅の弱点を知ること」から始まります。
もし、あなたが以下に当てはまるなら、
- 一戸建てにお住まいの方
- 高齢のご家族や小さなお子様がいるご家庭
- 共働きで日中留守になりがちなご家庭
- トクリュウ強盗などのニュースを見て不安を感じている方
- 自宅の本当の防犯レベルを知りたい方
一度、無料の防犯診断や現地見積もりを活用してみることをおすすめします。
話を聞いたからといって、無理に契約する必要は一切ありません。
「今のままで十分安全ですよ」と言われれば、それだけで大きな安心材料になります。
ですが、もし隠れた弱点が見つかれば、それは家族を危険から守る貴重なきっかけになります。
家族の命の重さに比べたら、専門家に相談する数十分の時間など決して無駄ではありません。
参考資料・出典
- 匿名・流動型犯罪グループに対する警察の取組(警察庁) npa.go.jp, npa.go.jp
- 住まいの防犯対策(警察庁) npa.go.jp, npa.go.jp
- 住まいの防犯対策(政府広報オンライン) gov-online.go.jp
- 侵入窃盗の防犯対策(警視庁) keishicho.metro.tokyo.lg.jp
