警察官が家に来た!国際電話詐欺から身を守るための「利用休止」体験記
皆さん、こんにちは。突然ですが、皆さんは国際電話からの不審な着信に悩まされていませんか?
私は最近、身の毛もよだつような経験をしました。なんと、地元の警察官がわざわざ我が家を訪ねてきて、国際電話の利用休止手続きを勧められたのです。
警察官が突然訪問!その理由とは…
先日、インターホンが鳴り、応答すると制服を着た警察官が立っていました。「〇〇警察署の者です。〇〇様のお宅ですか?」と尋ねられ、最初は身に覚えのないことで少し身構えてしまいました。
警察官の話によると、この地域で国際電話を利用した特殊詐欺や迷惑電話が多発しているとのこと。注意喚起と手続きの案内で来てくださったというのです。
「もしかしたら、お客様の電話番号が今後、国際電話を使った犯罪に悪用されるかもしれません」という言葉に、背筋が凍る思いがしました。
確かに、最近は国際電話からかかってくる不審な電話が何度かありました。すぐに切っていましたが、まさかこんな危険が潜んでいるとは…。警察官は、手元に持っていたパンフレットを広げ、国際電話の利用を休止するよう強く勧めました。
誰でもできる!国際電話利用休止の手続き
警察官に勧められたのが、「国際電話不取扱受付センター」というサービスです。インターネットから簡単に手続きができるとのことだったので、その場でスマートフォンを使って早速手続きを始めました。
手続きは、警察官がくれたパンフレットに載っていたQRコードを読み込むか、「国際電話不取扱受付センター」の公式サイトにアクセスすることで可能です。
サイトにアクセスすると、「申込受付専用ページ」と書かれた画面が出てきました。そこから「お申込フォーム」に進みます。
フォームでは、以下の情報を入力します。
- 利用休止希望電話番号
- 契約者のお名前
- ご住所
- 連絡先電話番号
- 着信通話規制(停止)の希望
私は、国際電話からの着信を完全に停止したいので、「規制する」を選択しました。
入力した情報を確認し、「申込をする」ボタンを押すと、入力内容の確認画面が表示されました。内容に間違いがないことを確認し、送信ボタンを押して手続きは完了です。
この手続きのポイントは、非常に簡単で、かつ迅速に行えることでした。
手続き完了!でも注意すべきこと
手続き完了後、画面には「申込から手続き完了までには数日間要します」という注意書きが表示されました。すぐに効果が出るわけではなく、数日間のタイムラグがあるようです。
また、パンフレットには、この手続きによって「ソフトバンク・KDDI及びNTT西日本、NTT東日本、NTTコミュニケーションズに対して外国からの着信電話が規制(停止)されます」と書かれていました。これは心強いですね。
さらに、警察官は「もし、お使いの電話会社がNTT東日本やNTT西日本など、特定の会社であれば、直接各社に連絡することも可能です」と教えてくれました。パンフレットには各社の連絡先(電話番号やウェブサイト)も詳しく載っています。
- NTT東日本: フレッツ光・ひかり電話利用者は「0120-116116」、固定電話利用者は「116」。
- NTT西日本: フレッツ光・ひかり電話利用者は「0120-116116」、固定電話利用者は「116」。
- NTTコミュニケーションズ: 「Arcstar IP Voice」利用者は専用のビジネスポータルから手続きが可能。
また、
光コラボレーションモデルのサービスを利用している場合は、各光コラボレーション事業者に直接問い合わせる必要があることも教えてくれました。
なぜ、国際電話の利用休止が重要なのか
今回、警察官がわざわざ家まで来て手続きを勧めてくれたことで、国際電話を使った詐欺や迷惑行為がどれほど深刻な問題になっているかを痛感しました。
海外からの電話は、一見すると用件があるかのように思えますが、その多くが詐欺や迷惑電話です。最近では、「国際電話料金が高額になる」という不安を煽る手口や、知らないうちに高額な通話料金を請求されるような手口も増えていると聞きます。
特に、高齢者や、インターネットにあまり慣れていない人にとっては、こうした電話は非常に危険です。知らない番号から電話がかかってきたときに、つい出てしまったり、相手の言葉に惑わされてしまったりすることがあります。
国際電話の利用を休止することで、こうした危険を未然に防ぐことができます。そもそもかかってこなければ、詐欺に遭うリスクもゼロになります。
まとめ:安全な電話環境を自ら守るために
今回の体験を通して、私たちはただ電話を待っているだけでなく、自分から積極的に安全な電話環境を構築していく必要があると強く感じました。
警察官の方の親切な訪問と、簡単にできる国際電話の利用休止手続きのおかげで、我が家の電話環境はより安全になりました。これで、もう不審な国際電話に怯える必要はありません。
もし、この記事を読んでいる皆さんの中で、国際電話からの不審な着信に心当たりのある方がいらっしゃれば、ぜひ「国際電話不取扱受付センター」のサイトから手続きをすることをお勧めします。
安全・安心な生活を送るために、電話環境を見直す良い機会になるのではないでしょうか。