メルカリ「評価なし」出品者の対処法

メルカリを頻繁に利用されている出品者の皆さんなら、一度は経験があるのではないでしょうか？商品が無事に購入者の手元に届き、配送状況も「配達済み」となっているにも関わらず、なぜか一向に「受け取り評価」がされないという状況。

「もしかして、何か不満があったのだろうか？」「取引が完了しないと売上金が確定しない…」「一体どうすればいいのだろう？」

このように、不安や苛立ちを感じてしまう出品者の方は少なくありません。今回は、メルカリで受け取り評価をしない購入者の心理を、出品者側の視点から深く考察し、それに対する具体的な対策や心構えについて考えます。

受け取り評価をしない購入者には、様々な心理状態や事情が考えられます。一つずつ見ていきましょう。

これが最も多いケースかもしれません。

このタイプの購入者は、悪意があるわけではなく、少しのきっかけがあればすぐに評価してくれる可能性があります。

特にメルカリを始めたばかりの初心者や、たまにしか利用しない購入者に多く見られます。

このタイプの購入者には、丁寧な案内が有効です。

出品者として最も心配になるケースです。

「商品に何らかの不満がある」: 商品の状態が説明と違う、届くのが遅かった、梱包が雑だったなど、何らかの不満を抱えている。しかし、悪い評価を付けることに躊躇している、またはどう伝えればいいか分からない。
「受け取り評価の前に商品を確認したい」: 高額な商品や精密機器の場合、受け取ってすぐに評価せず、しばらく動作確認や状態チェックをしてから評価したいと考えている。
「連絡が面倒」: 不満があっても、出品者とのやり取りが面倒だと感じ、評価を保留している。

この場合、出品者からの連絡が、購入者側の不満を表面化させるきっかけとなることもあります。

自身の評価は気にするものの、相手への評価はそこまで重要視していないというタイプです。

このタイプの購入者は、こちらの状況を説明することで理解してくれる可能性があります。

非常に稀ですが、悪質な意図で評価を遅らせるケースも存在します。

「受け取りを装って、実は受け取っていない」: 運送会社の追跡番号が「配達済み」になっていても、実際には受け取っていない（または受け取れない状況にある）にも関わらず、出品者への連絡を怠っている。
「トラブルを回避しようとしている」: 不良品が届いたなどの問題があった際に、評価前に返品交渉を有利に進めようとしている。
「嫌がらせ」: ごく稀に、何らかの理由で出品者に不満を持ち、嫌がらせ目的で評価を遅らせるケースも考えられます。

これらのケースは稀ですが、もしこのような疑いがある場合は、メルカリ事務局への相談が必要になります。